
ぼっち─選択はあなたに─
第24章 モンブラン城の秘密
「メキユはともかく、ユズリノが無防備に寝るなんて……あなたは信用できる人みたいね」
「オレの奏でる音はリラックス効果もあるみたいでさ、彼女たちを口説く時間もなかったよ」
レシピェールとリュージンは顔を見合わせると笑った。
「ん……レシピェール?」
ふとユズリノが目を覚ます。
「おはよう、ユズリノ」
「レシピェール!? ヒカルは無事なの?」
「ユズリノさん、私は大丈夫です」
ユズリノはヒカルとクロードの姿を交互に見て、ホッと胸を撫で下ろした。
「作戦は成功したようね」
「あとはあんたたちの石化を解くだけよ」
クロードはルビーの指輪を、ヒカルはエメラルドのペンダントをメキユとユズリノの前にかざす。
すると緑色の光が強く放ち、みるみるうちに二人の石化を解いてしまった。
一方、クロードが持つルビーの指輪は力がなくなってしまったのか、無反応だった。
「すごい、本当に石化が解けるなんてっ……」
改めてエメラルドのペンダントの力を見て、ヒカルはただただ驚く。
「ヒカル、二度もあなたに助けられたわね、ありがとう」
ユズリノが礼を言う。
一方、メキユは石化が解けても眠ったままだった。
「メキユはアタシが連れていくわ。みんな、とりあえずレイナの宿屋に戻りましょう」
「オレの奏でる音はリラックス効果もあるみたいでさ、彼女たちを口説く時間もなかったよ」
レシピェールとリュージンは顔を見合わせると笑った。
「ん……レシピェール?」
ふとユズリノが目を覚ます。
「おはよう、ユズリノ」
「レシピェール!? ヒカルは無事なの?」
「ユズリノさん、私は大丈夫です」
ユズリノはヒカルとクロードの姿を交互に見て、ホッと胸を撫で下ろした。
「作戦は成功したようね」
「あとはあんたたちの石化を解くだけよ」
クロードはルビーの指輪を、ヒカルはエメラルドのペンダントをメキユとユズリノの前にかざす。
すると緑色の光が強く放ち、みるみるうちに二人の石化を解いてしまった。
一方、クロードが持つルビーの指輪は力がなくなってしまったのか、無反応だった。
「すごい、本当に石化が解けるなんてっ……」
改めてエメラルドのペンダントの力を見て、ヒカルはただただ驚く。
「ヒカル、二度もあなたに助けられたわね、ありがとう」
ユズリノが礼を言う。
一方、メキユは石化が解けても眠ったままだった。
「メキユはアタシが連れていくわ。みんな、とりあえずレイナの宿屋に戻りましょう」
