テキストサイズ

♡冷静彼氏…?実は○○でした♡

第1章 ♡1

脩君は気まずそう下を向いていたが、何かを決心したのかこちらを見つめる瞳に迷いは無かった。

「美唯…あのな……俺…実は…


「やっぱり、聞きたくない!!
 別れ話なんか聞きたくないよ!!」

「ちょ…おい!美唯!!」

慌てる脩君の手を振り払い、お弁当箱を両手で抱えながら美唯!待て!と叫ぶ声を無視して私はその場から逃げ出した……………

そのまま階段を降り、急いで自分の教室に戻った。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ