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♡冷静彼氏…?実は○○でした♡

第1章 ♡1

じゃあ…修君が私に会いに来てくれたのは、別れ話がしたいから…??
やっぱり華恋の事が好きで諦められないんだ…きっと…

でも別れたくないよ……好きな人の恋は応援した方が良いかもしれないけど…今の私には出来ないよ…

「うわっ!!美唯どうした!?」

隣で大粒の涙を流してる事にびっくりした修君が慌てて自分Yシャツの袖で涙を拭き取ってくれた。

「落ち着いたか……?」

「うん…修君、ごめん…Yシャツ汚しちゃっ 
 て…」

「そんなの別に良いよ。美唯、ごめんな、こんな
 につらい思いさせて…苦しかったよな?
 俺、美唯に話したい事があるんだ…聞いてくれ
 る?」

「……何??」

話したい事…??別れ話??もう、修君は私との関係を終わりにしたいのかな……そんなの嫌だよ…聞きたくないよ…でも、ちゃんと聞かなきゃ…

修君はずっと下を向いていた私の顔をクイッと上に上げ、こちらをじっと見つめてきた。こんな近くで修君の顔見たの初めてかも…

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