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妄想の世界

第3章 ピアノ

♪〜♪♪〜♪〜♪〜♪♪〜♪〜♪!!

ガシッ!

コンサートの為に夢中になって練習してたら

いきなり智くんが後ろから抱きついてきた。

「びっくりした〜。何?どうしたのよ。」

「ん〜?なんとなく〜?」

「なんだそれ?練習中だから離れてよ〜」

「やだ!
最近ピアノばっかで俺と遊んでくれないんだもん」

「もう…ちゃんと弾けるようにならないと
ドSの総合演出家に怒られるんですけど〜」

「まつづんか〜そりゃ怖え〜な プフッ」

「でしょ。てか智くん松潤言えてねぇから」

「ん?言えてるだろ?まつづん」

「ククッ 言えてねぇ〜。そのうち怒るぞ〜」

「うるせぇ!」

「はいはい。 ククッ 
後ちょっとだけ練習するから離れて下さい。」

「む〜!しょうがねぇな〜。じぁ見てていい?」

「いいよ」

「やった〜!」

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