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妄想の世界

第3章 ピアノ

「ん〜?どうした〜顔赤いよ〜」

もう…耳元で喋らないでよ〜

「…智くんだって踊る時しなやかじゃん…」

「そうか?そんなに変わらねぇだろ」

「そんな事ない…智くんの踊り凄いよ
指先までしなやかに動いて…俺はすきだよ」

「そ?ありがと
指の動き好きって?誘ってるの?」

「なっ?ばかじゃないの!」

チュッ!

ちょっと…今キスした?

「俺は翔が欲しいんだけどなぁ」

あ〜もう、横から抱きしめて耳元で囁くな〜

「ねぇ?だめ?まだ練習する?」

「あん…耳元で喋らないでよ〜」

耳弱いんだよ〜…

てかシャツの裾から手入ってきて

サワサワと腰を撫でられる

「なんで?感じちゃった?」

「…感じてなんかない…」

「俺は翔の指の動きに感じちゃったよほら」

手を智くんの下半身に持っていかれる

「あっ…もぅ…ばか…」

「うん、ばかだよ
でも練習の邪魔しちゃ駄目だよなぁ〜」

その顔は絶対悪いって思ってないでしょ…

「…邪魔じゃないよ…ほら」

なんか悔しいから

俺も智くんの手を俺の下半身に持っていった

「翔…」

やべっやりすぎた…雄の悪い顔になったよ…

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