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妄想の世界

第30章 溺れる

孤独だった俺を慰められるのはあなただけ

見上げればいつもの安心する笑顔

俺もあなたのたった一人の人になれる?

「うん…智くん…好き…愛してるよ」

「うん知ってるよ…
俺も大好き…愛してる」

「智くんもっとギュッてして…
離さないで…」

「いいよ…
離すなんてしてやらないから
翔くんも俺から離れようとすんなよ」

ギュッとお互いを抱きしめ

また溺れながら蕩かされていく

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