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妄想の世界

第32章 飴玉

「こんなの渡したら
一生智くんから離れないよ」

「いいよ
俺だって翔くんから離れる気ないもん」

「智くん…月が綺麗ですね」

「翔くん死んでもいいよ」

前に翔くんから聞いた言葉で返せば

びっくり目が三日月形になって笑った

翔くんと俺はきっと前世でも繋がってた

そして来世でもまた巡り会える

俺の運命の人は

何度生まれ変わっても君だけだよ

泣き笑いのきみに

もう一度誓いのキスをした

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