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妄想の世界

第33章 最悪で最高の日

o「はいっ…これでいいでしょ?」

s「ほんと…あなたって人は…
こんなときだけ動きが早いんだから…」

ブツブツ文句言いながらも何時もの位置に

するりと入ってきた事に満足し

抱きついて項の匂いを思いっきり吸う

s「わっ…なにしてんのよ…擽ったいよ」

o「ん…翔くんの匂い…落ち着く」

s「そう?臭くない?大丈夫?」

o「臭くない…いい匂い」

s「…ありがと…頭…痛いんでしょ?
もう寝なさいよ」

o「ん…」

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