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妄想の世界

第34章 狛犬

机に置いた狛犬の珠が

急にキラキラと光を反射させる

日が当たってるのかと思い二人で珠をみつめた

蒼と紅が混ざり合って綺麗な紫の珠が二つ

「オレ達の縁が結ばれたんだな」

びっくりしている俺に

当然のように言うから納得する

二人で目を見つめて微笑み合う

急に漢の顔になった智くんに手を引かれ

ベッドルームで久しぶりの溢れる愛に溺れた

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