妄想の世界
第35章 電車
O.side
「ここなら誰も入って来ないから」
「うん…」
「で、ここまで何で来たの?」
「…電車…です」
「はっ?1人で乗るなって言ってるよな」
「うん…でも何で駄目なのよ?駅五つだよ」
「何駅分でも駄目!
痴漢とかに会ったらどうすんの⁉」
「智くん…心配しすぎってか俺…男だよ
痴漢なんてされるわけ無いじゃん!」
「はっ?
翔は可愛いんだからもっと自覚もてよ」
「なんで?
智くんに早く会いたかったから来たのに
俺だって子供じゃないんだから
なんかあっても対処できるもん!」
あっ!やべぇ言い過ぎた…
強がって言い返してるけど
目うるうるして泣きそうじゃねぇかよ
「ここなら誰も入って来ないから」
「うん…」
「で、ここまで何で来たの?」
「…電車…です」
「はっ?1人で乗るなって言ってるよな」
「うん…でも何で駄目なのよ?駅五つだよ」
「何駅分でも駄目!
痴漢とかに会ったらどうすんの⁉」
「智くん…心配しすぎってか俺…男だよ
痴漢なんてされるわけ無いじゃん!」
「はっ?
翔は可愛いんだからもっと自覚もてよ」
「なんで?
智くんに早く会いたかったから来たのに
俺だって子供じゃないんだから
なんかあっても対処できるもん!」
あっ!やべぇ言い過ぎた…
強がって言い返してるけど
目うるうるして泣きそうじゃねぇかよ