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妄想の世界

第35章 電車

「翔?ごめんなぁ翔の事疑ってる訳じゃねぇよ
俺が駄目なだけ…
ほんとは翔を誰にも見せたくない
会社なんか辞めさせて家にずっと縛り付けたい…
こんな束縛心の塊…嫌だろ?」

「…嫌じゃ…ないよ…」

「なんで?
そんな事言うとホントにしちゃうかもよ」

「うん…仕事は好きだから辞めたくないよ
でもね…そんな風に束縛したいって思うほど
俺の事好きって事でしょ?
なんかそれって…嬉しいって思っちゃう
駄目なのかなぁ?」
 
あ〜〜〜っ!もうっ!

無理!!

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