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妄想の世界

第36章 お散歩日和

思わず抱きしめたら

ちょっと文句言いながらも背中にまわされる腕

「もう…喫茶店は行きたいし猫も見たいけど
一人で何処かへ行くなよ」

「なんで…
折角のお散歩日和にでかけちゃだめなの…」

少し拗ねるおまえ

「俺も一緒に探したかった」

「…うん、俺も一緒にお散歩したかった」

「それに俺が独占欲強いの知ってるよね?」

「…知ってる」

二人でクスクス笑いあう

今度の休みは一緒に散歩して猫でも探そう

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