テキストサイズ

妄想の世界

第38章 不安な夜

珍しくあなたの帰りが遅い夜

このまま帰ってこないんじゃないかと不安になる

ベランダから駅の方を眺めあなたの姿を探す

寒そうにポッケに手を入れ

猫背で歩く姿を見つけた

ほっとして力が抜けた俺は

そのままベランダで膝を抱えて座り込む

ストーリーメニュー

TOPTOPへ