テキストサイズ

妄想の世界

第38章 不安な夜

帰っても返事がない事に心配そうな

焦ったようなあなたの声が部屋に響く

それでも動けない俺を見つけたあなた 

何も言わない俺を優しく抱き寄せ

ソファに座らせ毛布で包みこむ

いつの間にか温めたミルクを持たされ

一口飲めばほのかに甘い

「暖まってきた?」

「…んっ…」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ