テキストサイズ

妄想の世界

第39章 秘密?

「ん…いいよ…薄々は感づいてた…
気が付かないふり…してただけ…
でも…ちゃんと…はっきり言ってよ…
じゃ無いと…俺…」

えっ?別れって…俺と翔くん?!

なんで?あぁ〜!もぅっ!

どうしてこいつはそんな風に考えるかなぁ…

「翔くん!何を言ってんのか
さっぱりわかんねぇ!
それとも何?!翔くんが俺と別れたいって事?!」

普段こんなに声を荒らげない俺に

少しだけ怯えた顔をして

それでも首を横にふるふると振って

「違っ…俺は別れたいなんて…
思った事無いっ!
でも…智くんが俺といると…
ストレス…たまるんでしょ?
だったら俺…別々に暮らすから…
そしたら…智くん…俺とまだ…
別れないでくれる…の?」

ほんとに翔くん…バカだな…

必死に泣かないように堪えてる翔くんを

優しく抱きしめる

ストーリーメニュー

TOPTOPへ