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妄想の世界

第39章 秘密?

「うん…流石に23区内は無理だね
大体この磯釣り出来る場所ってのが…
無理ですね」

「チェッ…やっぱ23区内は無理か〜」

「当たり前でしょ?!
都内なんて土地だけでもこの広さ無理なのに
磯釣り出来る場所なんて更に限られるし
あるのかさえわかんないよ」

「やっぱそうかぁ…」

「なんでそんなに磯釣りに拘るのよ
あなた船舶免許あるからか船釣りでいいじゃん」

「だってさぁ…この前楽しかったじゃん
それに船だとニノ乗れないしさぁ」

あぁ…もうっ!そんな顔をして

そんなこと言われたらさぁ…わかったよ!

「うん…確かに楽しかったね
それならニノも釣りしてくれるかもだし…
都内からなるべく近くで探してみるからさ」

「流石俺の翔くん!大好き!」

「うわっ!溢れるっ!」

急に抱きつかれて慌てて持ってたグラスを置く

図面は…大丈夫…濡れなかったみたい

「ありがと智くん…俺も好きだよ
でもね…流石にこれは広すぎ
もう少し現実的な広さにして
ちゃんと建築家さんに書いて貰おっか
そしたら必要な土地の広さも
わかるだろうし…っん…」

もうっ!真剣に考えてるのに…

なんでキスするかなぁ…

徐々に深くなるキスに胸を叩いて抗議すると

やっと離れてくれた

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