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大きな桜の木の下で

第26章 天然?

翔「ふふっ、和にぃの事一番わかってるのは
雅にぃでしょ?」

雅「そんな事ないよ〜」

翔「私が和にぃに何か言われて落ち込んでる時は
雅にぃがいつも慰めてくれる
言い方はきついけど
優しさから言ってるって教えてくれた」

雅「そうだっけ?」

翔「和にぃにも言ってくれたでしょ
もっと言い方に気を使った方が伝わるよって」

智「雅紀がうまく間に入ってくれるだ」

翔「そうなの、いつも皆の事考えてくれるの」

雅「え〜!そんな事考えてないよ〜
俺はみんなが笑っててくれたらいいなぁ
なんて思ってるだけだから」

翔「そうなの?でも雅にぃらしいね」

智「うん
本能ですぐに行動できる雅紀は凄いよ」

雅「へへっ…二人に褒められると照れる
でもね
俺が素直に行動できるのも
翔ちゃんのおかげなんだよ」

翔「えっ?私?
雅にぃに助けられる事は沢山あっても
私は何にもしてないよ」

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