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大きな桜の木の下で

第27章 思い出

雅「俺ね中学卒業してすぐに
爺ちゃんの弟子として働き出したでしょ」

翔「うん
自分のやりたい事に真っ直ぐに進んで
雅にぃは凄なぁって思ってたよ」

雅「凄くなんか無いよ…勉強嫌いだし
じゃあ家の仕事やれば良いかなって
安直な考えだったの」

翔「そうなの?
子供の頃から植物に詳しいし
花の世話とかも進んでやってたから
好きなんだと思ってた」

雅「ん…植物は好きだったよ
でも仕事にしよって決めたのは
単純に家業だったから」

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