テキストサイズ

大きな桜の木の下で

第28章 怒り

翔「あの日は私が生徒会で居ない予定だから
あの娘達も油断したんだろうね
でも予定変更になって学校に居たの
そしたら中庭が騒がしくなって
何かなって思って見たら
雅にぃが馬鹿にされてたの」

雅「あ〜だからか…なんか翔ちゃん来た時
あいつらびっくりした顔してたの」

智「えっ?翔ちゃん来ただけでビビるとか…
どんだけ権力あったの?」

翔「えっ?権力なんてないよ〜
あの娘達には嫌われてたけど…」

雅「あの娘達もすぐにニヤニヤした嫌な顔してた
だから翔ちゃんが怒りだしたの」

智「へっ?翔ちゃんが?」

翔「だって…あの娘達…
雅にぃの事何にも知らないのに
馬鹿にするんだもん
だからね…つい怒鳴っちゃった…」

智「えっ?翔ちゃんでも怒鳴る事あるんだ」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ