テキストサイズ

大きな桜の木の下で

第28章 怒り

翔「私だって怒る時はあるよ…
雅にぃは馬鹿じゃない!朝早くから仕事して
夜は遅くまで学校行って勉強してるっ!
仕事は力仕事も汚れる事もあって大変だけど
愛情と誇りをもってやってる
だいたいモデルだって楽な仕事な訳ない
仕事するって事はそれなりに責任感もいるし
大変な事の方が多い
まともに働いた事もなく
親に守られて生活してる奴が
真面目に働く人をバカにするな!
ってつい言い過ぎたの」

雅「あの時の翔ちゃんかっこよかったよ〜
怒ったとこ見た事無いから
びっくりはしたけどね」

翔「智くん…
穏やかに話し合えなくて
切れちゃうのって…
やっぱりひいてる?」

智くんがびっくりした顔で

捲し立てた私を見てる…

やっぱりいやだよね…

嫌われたかな…

ストーリーメニュー

TOPTOPへ