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大きな桜の木の下で

第29章 敵にしたくない人達

智「でもさぁ…
そんな事言ってその後大丈夫だった?
余計に嫌がらせされなかった?」

翔「フフッそれはね〜
なかったよね〜」

雅「ブッフ…ね〜
あれは傑作だったね〜」

智「へっ?なに?まだなんかあるの?
二人だけわかり合っててずるい!」

雅「ククッ…グフッ…だってね〜」

翔「プフッ…ごめんね智くん…
嫌がらせはまったく無くなったの」

智「だから〜なんで〜」

翔「あの日予定変更になったのはね
姉妹校の交流会で相手校に行く予定が
急な予定で使えなくなったから
こっちでやる事になったのね」

智「翔ちゃんが学校に居た事情はわかった
それがなんで嫌がらせ無くなるの?」

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