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大きな桜の木の下で

第32章 デート

智「泣かないで翔ちゃん…」

智くんが優しく抱きしめてくれて

背中をポンポンしてくれる

なかなかとまらない涙が恥ずかしくて

胸に縋り付いたら優しい声が降ってきた

智「翔ちゃん…何もなくないでしょ?
俺の家は確かにでかいけど
翔ちゃんとこだって広くて素敵な家でしょ?」

翔「広いけど古いよ…
気に入ってるけど…」

智「フフッ…
それに翔ちゃん何も出来なくないでしょ?
気が付いて無いだけ…」

翔「………」

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