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大きな桜の木の下で

第32章 デート

翔「あっ…うん…頭ではわかってるの
でもね普段の智くんは普通だから…
服もシンプルだし車も高級車だけど
派手ではないでしょ…
だからつい」

智「翔ちゃん…御曹司の俺はいや?」

翔「いやじゃないよ…
どんな家でも智くんは智くんでしょ…
でも…不安になるの…」

智「ん?何が不安?」

翔「本当に私でいいのかな?
私何も無いし何も出来ないよ」

智くんが好きなのは変らないのに

智くんの事知る度に不安にもなる

泣きたくなんか無いのに…

ポロポロとこぼれ落ちて…

とまらない

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