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大きな桜の木の下で

第34章 秘密

翔「…この絵ではそんな事わかりたくなかった…
いつもみたいにただ好きで良かったのに…
智くん…辛いよ…」

智「翔子…この絵は二枚とも翔ちゃんだよ」

翔「うそ⁉…私こんなに綺麗な顔してないよ」

智「嘘じゃないよ
こっちの抽象画は最初の日の証
シーツに出来た翔ちゃんの初めて
そのままとっておきたかったけど
血は変色するから絵で再現したの」

翔「初めて?シーツ?血?えっ!」

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