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大きな桜の木の下で

第39章 幸せ

涙がとまらなくなった私を

優しく宥めるように抱きしめて

背中をポンポンしてくれる

安心するのに…なんで涙がとまらないの?

智「ほら翔ちゃん…ゆっくり深呼吸して」

背中を撫でながら一緒にゆっくり呼吸してくれて

やっと落ち着いてきた

翔「…ありがと…智くん…あのね…私ね…」

智「んっ?何?何でも言っていいよ」

翔「私すっごく幸せなの…
でもねこんなに幸せで良いのかな…
幸せ過ぎて怖い…」

智「そっか…俺も幸せ…もっと幸せになって
そんで他の人達にも幸せ分けてあげれるようになろ」

翔「うん、ありがとうこれからよろしくね」

やっと笑顔になった翔ちゃんにキスしようとしたのに

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