大きな桜の木の下で
第8章 別れの朝
二人で仲良く洗い物して
まったりソファーで寛いでるけど
このままで居たい…でも…
「私…そろそろ帰らなきゃ…」
「そっか…」
「付き合ってくれてありがと」
「俺の方こそありがとだよ」
「じゃあ…行くね…」
「なぁ?」
「ん?」
「見合い辞めねぇの?」
「…辞めないよ…」
「俺の事好きなのに?
見合いして結婚なんてできるんか?」
「…好きだよ…でも…お見合いはする」
「ほんとにそれでいいの?
好きな奴いるの隠して結婚なんて…
翔子はそんな器用な事できる?」
「…お見合いの時に好きな人がいる事は…
隠さずに言うつもり…」
「そんな事したら、結婚の話無くなるぞ」
「…そうなってもしょうがないかな…」
「ふーん、それでもいいって言われたら?」
「…そしたら…結婚…する…」
「するんだ…じゃあ…
見合い駄目だったら俺と一緒になる?」
「…それは…できないよ…」
「なんでよ?俺の事好きなんだろ?」
「…好きだよ…大好き…だから…
駄目だったからさとし君となんて…
そんな相手にもさとし君にも失礼な事できない!」
まったりソファーで寛いでるけど
このままで居たい…でも…
「私…そろそろ帰らなきゃ…」
「そっか…」
「付き合ってくれてありがと」
「俺の方こそありがとだよ」
「じゃあ…行くね…」
「なぁ?」
「ん?」
「見合い辞めねぇの?」
「…辞めないよ…」
「俺の事好きなのに?
見合いして結婚なんてできるんか?」
「…好きだよ…でも…お見合いはする」
「ほんとにそれでいいの?
好きな奴いるの隠して結婚なんて…
翔子はそんな器用な事できる?」
「…お見合いの時に好きな人がいる事は…
隠さずに言うつもり…」
「そんな事したら、結婚の話無くなるぞ」
「…そうなってもしょうがないかな…」
「ふーん、それでもいいって言われたら?」
「…そしたら…結婚…する…」
「するんだ…じゃあ…
見合い駄目だったら俺と一緒になる?」
「…それは…できないよ…」
「なんでよ?俺の事好きなんだろ?」
「…好きだよ…大好き…だから…
駄目だったからさとし君となんて…
そんな相手にもさとし君にも失礼な事できない!」