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大きな桜の木の下で

第44章 楽しい計画

そっと降りて起こさないように

翔子をベッドに運ぶ

少し離れた俺を探すように

手がサワサワとシーツを探る

慌てて横に滑り込み

抱きしめたらキュッと握り返してきた

起きちゃったかと思ったら

微笑みながら幸せそうに寝てる

そんな翔子を見てたら

俺も幸せになってきて

そのまま夢の中に落ちていった

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