テキストサイズ

大きな桜の木の下で

第12章 悪魔?

和「まぁ悪ふざけもやりすぎたなとは思ったから
あの日智に桜の場所へ行けって尻叩いたんです」

翔「えっ?あの日は偶然じゃなかったの?」

智「あっ…うん…まぁそうなるかな…」

和「最初はお見合いで会えるからとか
グダグダ言って行こうとしなかったんだよ
でもさ…
俺は翔ちゃんの気持ち知ってたからいいけど
智はそれでいいの?って思ったのよ」

智「俺?なんで?」

和「智が翔ちゃん大好きだから…
翔ちゃんの本当の気持ち知らずに結婚したら
自分の事好きなのか疑ってしまうかなって」

翔「へっ?私は智くんの事心から好きよ」

和「翔ちゃんがいくら伝えてもそのうち智が
義務で結婚したとか思うかなって…
智の事だからそんな事絶対言わないだろうけど…
だからお見合いする前に会って
話せばちゃんと気持ち伝わるかなって…」

智「和也…そうだったかも…ありがとな」

和「うまくいって良かったですよ
朝帰りするとは思わなかったけどな」

翔「もう…和にぃ…でも…ありがと」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ