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大きな桜の木の下で

第13章 お婆ちゃま

コンコン

和「なに〜?」

婆「お邪魔して悪いわね〜」

和「全然邪魔じゃないよ、なんか用?」

婆「智さんもう遅いし泊まていくわよね」

智「えっ?もうそんな時間? 
長居してすみません、帰ります」

婆「ふふっ、今更何遠慮してるんですか?
今迄も泊まった事あるでしょ
それに翔ちゃんと結婚するんだからもう私の孫よ」

智「あ〜っそれもそうか〜
じゃあ遠慮なく泊まりま〜す」

和「切り替え早っ!」

婆「いいのよそれで
じゃあ、今日は離れに寝床用意するわね
シャワールームは付いてるから
自由に使ってちょうだいね」

智「は〜い
ありがとうございま〜す」

婆「翔ちゃんも離れに用意するわね」

翔「えっ?なんで?
いつもみたいにこっちでいいよ」

婆「そう?
でも今夜はお祖父ちゃんは会合で帰ってこないし
私も婦人会の集まりで朝まで女子会だから和也だけよ
1人の部屋で大丈夫?」

翔「えっ?そうなの?
伯父さんと伯母さんは?」

和「女子会って歳かよ?」

婆「和也さん何か言いましたか?」

うわっ怖ぇ〜

一瞬婆ちゃんから真っ黒オーラでたぞ…

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