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大きな桜の木の下で

第48章 お正月だから

翔子のお腹がくぅ〜っと鳴った

顔を赤くした翔子のために

正月料理に飽きた俺が

久しぶりに晩御飯を作ったら

翔ちゃんがいつもより

ニコニコで頬いっぱいに食べてくれる

こんな幸せもありだななんて見惚れてたら

「智…美味しかったありがと」

チュッて頬にキスされたから後片付けもせず

そのままベッドへ直行

その後翔ちゃんに

お皿の汚れが落ちないって怒られたけど

それも幸せだ


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