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大きな桜の木の下で

第49章 翔子の誕生日

喜んでくれたかなって思ったのに

なんで?俯いてるの?

「翔ちゃん?どうした?」

「そんな…貸し切りなんて…
私のために無駄遣いしなくて良かったのに…」

あっ…翔ちゃんすっごく倹約家だもんね

「翔ちゃん…ごめんね
喜んでくれるかなって…」

「あっ…智くん…ありがとう
すっごく嬉しいよ!
貸切なんてびっくりしただけ
私を喜ばせようとして忙しいのに
いろいろ準備してくれたんでしょ?」

チュッと頬にキスをくれた

手配とかは秘書だけど内緒

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