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大きな桜の木の下で

第49章 翔子の誕生日

「ありがとう、もう下がっていいよ」

いつもより少し低い声で指示すれば

慌てて戻って行く

翔ちゃんはどうしたの?って顔してるけど

デザートがすぐに運ばれてきたから

すっかりさっきのスタッフなんて忘れて

ケーキに夢中

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