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大きな桜の木の下で

第49章 翔子の誕生日

ぐったりとしながらも

俺にキュッと掴まる翔ちゃん

時計を確認したら誕生日だ

ギュッと抱きしめて

「誕生日おめでとう…
翔子産まれてきてくれてありがとう」

ポロポロと涙を零しながら微笑んで

「ありがとう…智くん…愛してる…大好き…」

零れる涙をキスで受け取り髪を梳いてたら

気持ちいいのかそのまま寝てしまった

まだ目尻には涙が光るけど口元は嬉しそう

軽く唇にキスをして俺も眠りについた

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