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大きな桜の木の下で

第51章 バレンタイン

「ねぇ?チョコはいっぱい貰ったけど
本当に欲しい人がまだくれないんだけど」

やっぱりいる?でも…

「もう…火を使ってる時はだめ!」

軽く腕を叩いて誤魔化す

渋々離れてくれたけど…どうしよ…

ちょっと口を尖らして拗ねてる?

今からご飯なのに…このままじゃ気まずい…

「お腹空いたでしょ?
温めたから冷めないうちに食べよ」

チュッて頬にキスをしたら

すぐに機嫌直ったみたい

いつもみたいに食べて片付けてたら

智くんが冷蔵庫開けようとしてる

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