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大きな桜の木の下で

第51章 バレンタイン

「ありがと…チョコは大好き
高級過ぎてびっくりしてた」

良かった〜ってふにゃふにゃ笑ってるけど…

こんなの見たら私のチョコ…あげれ無い…

手を洗いに行った智くんに見つからない様に

下ごしらえした物を冷蔵庫の奥に隠した

「翔ちゃん何してるの?」

「あっ…折角貰ったチョコ
溶けちゃうと嫌だから
冷蔵庫に閉まってた」

パタンと慌てて冷蔵庫を閉め

「あっ!危ないよ〜」

マヨさんが作ってくれてた物を温めてたら

後ろから智くんに抱きしめられた

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