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大きな桜の木の下で

第51章 バレンタイン

「美味しかった?」

ちょっと意地悪な笑いで聞かれたけど

美味しかったからうんって頷いたら

何度も口移しで食べさせてくれる

そのうち果物なんてなしで口づけだけが続く

「バレンタインだから翔ちゃんも食べていい?」

こんなキスされたら嫌なんて言えない

「智くんがまだ食べれるなら…いいよ」

にゃっと笑ってそのままソファに押し倒された

いつもならここじゃ嫌って言うけど… 

だめ…私も…がまん…できない

いつもと場所が違うせいか

智くんの動きも違って

すぐに気持ちよくなっちゃって恥ずかしい

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