テキストサイズ

大きな桜の木の下で

第54章 体調不良

「ごめんなさい…心配かけて…」

スーッと涙が目尻から落ちていく

「どこか痛いの?とりあえず熱計ろうか」

体温計を渡せばやっと素直に計ってくれた

「ほら…やっぱり微熱だけど熱あるよ
他にも痛い所とかない?」

「頭…痛かったけど…
さっきまで寝てたから
大分良くなったよ」

微熱がバレたせいか素直に白状したけど

良くはなってないよね?

ときどき苦痛に顔が歪むよ

「頭だけ?気持ち悪いとかお腹痛いとか無い?」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ