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大きな桜の木の下で

第55章 重圧

マ「お姉様は今はご自分のご家庭を
しっかり守って楽しく生活しております
坊っちゃんは翔さんの重荷を
少しでも軽くしてあげる事を
考えてあげて下さい」

落ち込む俺を昔のように抱きしめ

諭すように言葉を繋ぎ背中を擦ってくれる

懐かしく安心する

暫くは身を委ねてた

智「マヨさん…俺…翔子守れるかな」

マ「坊っちゃんなら大丈夫と信じていますよ」

ポンッと背中を叩かれ喝を入れられる

寝室へ入ればまだすやすやと眠る翔子

こんな小さな体にそんな重い物…

愛おしく髪を梳けばゆっくりと瞼が開いた

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