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大きな桜の木の下で

第55章 重圧

「おはよ翔ちゃん」

「おはよ智くん…私…寝ちゃった…」

「翔子いろいろ我慢しすぎだよ」

俺の言葉にキョトンとした顔

「私…我慢なんて…」

なおも否定する口をキスで塞げばびっくり顔

「翔ちゃん子供の事は
二人でちゃんと考えよ
俺は翔子の子供だったら
どんな子でも愛せる自信あるよ
でも出来なくても別にいいよ
翔子さえいれば子供はどっちでもいい」

「でも…子供…」

ポロポロとまた泣き出す

「大丈夫だから落ち着いて
マヨさんに聞いて俺もいろいろ考えた
子供どうしても欲しいなら一緒に考えよ
翔ちゃんがしたいなら検査だってするよ」

うんうんと腕の中で頷く

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