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大きな桜の木の下で

第56章 贈り物

「翔子…俺とデートしてくれますか?」

大人しく俺に包まれてる

翔ちゃんの耳元で囁いたら小さく頷く

そのまま顎を持ち上げキスをし

いちゃいちゃしようとしたのに

「折角の浴衣が皺になっちゃう」

なんてスルリと腕から抜け出す

チェッと不貞腐れてベッドの端に座ったら

綺麗にたたみ直した浴衣を

愛おしそうに撫でてる翔ちゃん

見惚れてたらくるっと俺に向き直り

ぴょんと抱きつかれ

そのままベッドに倒れ込んだ

「もうしてもいいの?」

こくんと頷くから

そのまま翔ちゃんを愉しんだ

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