テキストサイズ

大きな桜の木の下で

第57章 夏の楽しみ

そのまま翔ちゃんに挿れたかったけど

流石に船頭さんもいるから我慢する

今度は自分で船を運転して二人きりの

海上でデートプランを考えなきゃ

家に帰ってそのまましようとしたのに

浴衣が汚れちゃうからだめっておあずけ

じゃあせめてもと帯を持って悪代官の様に

翔ちゃんをくるくる回して帯を解く

私もやりたいって俺も帯を持たれて

くるくると回されて二人で笑いあった

着物は脱いだらあんまり色気が無いね

なんて言いながらも

翔子の身体はちゃんと愉しんだ

さっきまでの乱れた姿なんて嘘のように

あどけない顔で腕の中で微睡む翔子を撫で

汚れても気にならない

安い浴衣を買おうと思ったのは内緒だけどね

ストーリーメニュー

TOPTOPへ