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大きな桜の木の下で

第57章 夏の楽しみ

ごめんねって片手で抱き寄せて

乱れた髪を直せば

もうっ…て少し口を尖らせるから

チュッてキスした時に

最後の花火のスターマインが上がり

二人で見惚れてたらコテンと肩に優しい重み

川岸から歓声が聞こえ帰り支度のざわめき

「智くん…デート楽しかったありがとう」

良かった楽しんでもらえてって

ギュッて抱き寄せたら

お尻に手が当たっちゃった

「もう…智くん触り過ぎ…」

ふわっと染まる頬にキスをし

「だって翔子の浴衣姿見たらほら」

翔子の手をとり少し硬くなった物を触らせたら

こらってふざけて軽く叩かれちゃった

「こんなに色っぽい翔子が悪い」

チョンと鼻の頭を指で押す

もうってお返しに鼻を軽く摘まれた

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