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大きな桜の木の下で

第66章 愛おしい

抱き寄せた腕から少し離れた翔子

まだ昨日の恐怖が残っているのかと

懺悔の気持ちでいたら

いきなり引き寄せられ強引なキス

えっ…もしかして…いいの?

昨日…あんな事したのに…

「翔子…いいの?昨日あんな…」

「だって…智くん…一緒にいるのも嫌なほど…
怒らせたんだって…私…」

「違うよ!あんな状態で一緒にいたら俺…
翔子の事…壊してしまいそうで
怖っかったから…
なのに…翔子は俺の物だって…
独占したくて…ごめん」

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