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大きな桜の木の下で

第66章 愛おしい

「智くんのだよ…
昨日は許されてないって思って…
寂しくて…怖かった…」

「俺も…怖かった…翔子を壊しそうな事
もう俺の事なんて怖くて
一緒にいてくれないんじゃ無いかって」

「私から離れるなんて事…無いよ」

「俺も離れたくない…離したくない」

「智…抱いて…」

縋るような目をする翔子が愛おしい

「ベッド行こうか」

うんと頷く翔子を抱き寄せキスをし

抱き上げてベッドへ運んだ

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