テキストサイズ

大きな桜の木の下で

第66章 愛おしい

「翔子凄く良かったから
いっぱい出ちゃった…ごめんね」

もう一度耳にキスをして囁いたら

「良かった…でも…初めてだから…
まだ下手でしょ?もっと練習するね」

ちょっと翔ちゃん…

真っ直ぐに俺を見つめる目

うん…その顔は自覚ないね

「こらっ練習って…何でしてたの?」

俺の言葉にハッとして赤くなるのが

暗闇でもわかる

「練習なんて…してないもん…」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ