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大きな桜の木の下で

第68章 安堵

「こらっ!もうだめだよ」

ぽふっと軽く頭を叩かれた

「やだ〜!もっとここにいたい〜!」

胸に手を伸ばしたら

「もうっだめ!ほら…」

玄関の開く音

マヨさん出勤してきちゃった

チェッと不貞腐れて口を尖らせたら

チュッと口にキスされ

抱きしめようとしたのに

スルリと抜け出して

ぱぱっと部屋着を着た翔ちゃんが

出て行っちゃった

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