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君と食べた君の手料理

第8章 瑠李の好きなとこ。性格。

それから瑠李と僕はなんとなくギクシャクしていた。

僕が瑠李を責めるようなことをしたからか。

瑠李怒ってるかな。

ごめんね。って謝りたいけど、僕も瑠李の本心がわからなくて…なんか不安なんだ。

僕は久しぶりにカラオケのアプリを開いた。

驚いたことに、僕の歌を聴きに来ている女の人がたくさんいてコメントやメッセージが溜まっていた。

「Tさんの声好きすぎる❤️。」
「LINE交換しませんか?。」
「私の歌も聞いてね❤️。」

みんな寂しいのだろうか。

僕とコンタクトを取りたがる女性は意外にも多かった。

女は瑠李だけじゃない。

気になる女の子に僕は軽く返事をしてみた。

意外にもノリが良くて、tomoという女の子と仲良くなった。

一瞬瑠李が頭から消えた。

tomoも既婚者だった。

彼女はいわゆる声フェチらしく、僕の声に毎日癒されているらしい。

隣の県に住んでいるみたいで、会おうと思えば会える。

もしかしたらtomoとも関係を持つことになるかもしれない。

僕は罪悪感もあったんだ。

でも瑠李は結婚してるし、きっと僕はストレスの捌け口だから。これくらいはね…って自分を変に納得させていた。

そんな矢先のことだった。

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