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人から見れば地獄。ただ僕は幸せだ。

第2章 人生の転機。

新しい児童養護施設に移った。
目の前は海、国道挟んで施設があり、後ろは山。
まさに北海道!!っていうくらいの田舎の町だ。

新しい施設は前にいた施設より格段に監視の目が少なかった。
在籍している児童の数も100人前後。
下は3歳から上は18歳まで。
生徒一人一人の自由度も高く、テレビを見るのもオールジャンル見てもよかった。
暗黙の了解でエロ本なども許されていた。
そして前の施設と大きく違ったのは女性の生徒もいることと、一般家庭の人も通う学校に通い、放課後などには遊ぶことも許されていた。
学校通う。
すごく普通で当たり前のことなのに僕は心の底から喜んだし、なにより学校が大好きだった。

しかしこの施設でも生徒内での暴力はあった。
いやっ前の施設よりひどかったのは先生から指導という名の過激な暴力だ。

うまくまとめることができないので
ここからは学年毎に話しをしようと思う。

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