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スノストによる友情短編

第10章 俺だけ見て〜あべさく〜


阿部「、、佐久間っ!!」

俺は青ざめた。

だって、目の前に、佐久間がシャワーに打たれながら、手首から血を流してる。
真っ赤に染まった水、真っ赤に染まったシャツ、、がこの状況を物語っていた。

脈はまだあることを確認し、俺はすぐに救急車を呼んだ。

救急車の中でも、佐久間の手を離さず握りしめ、、

阿部「佐久間っ、、生きろっ!!」

病院に着き、そのまま手術室へ。

メンバーにも連絡し、すぐにきてくれた。

深澤「阿部ちゃん!どういうことだよ。」

岩本「またやったのか?」

阿部「うん、今日ね、機材トラブルで帰れなくて、、帰ったら、、泣」

渡辺「そっか、なるほどね、、」

みんなは、佐久間がリストカットをしてることを知ってる。

すると、中から、、

「佐久間さん、血液が十分に足りません。どなたかO型いませんか?」

残念なことに、俺たちの中にはO型がいない。
すると、ひかるが、、

岩本「あっ、あいつなら!」

誰かに電話し、しばらくすると、、

?「、、いわもっちゃん!」

岩本「ジェシー、ごめんな?休んでる時に。」

ジェシー「んん。大丈夫。大変だったね」

阿部「ジェシーっ、泣頼むっ、、佐久間を助けてくれっ、」

ジェシーは、O型。
だから、、

ジェシー「おう、任せとけ!、、あの、僕O型です。血を分けます。」

「ありがとうございます。どうぞ、こちらへ。」

ジェシーの存在がたくましく、、嬉しかった。


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