スノストによる友情短編
第20章 強くなれ
高校になってからも、、俺に対する暴力は変わらない。
俺は、辛い思いしたくないから5人と離れた高校を志望し、進学したのに、、人気の学校だからか、、5人も同じ高校だった。
だから、5人が俺の変な噂とか流して、、友達はもちろん先生までにも信頼してくれなくて俺は一人ぼっちに過ごしてきた。
中学までは、そんな金をせびることなんてなかったのに高校になった途端毎月毎月お小遣いがなくなるまで金をせびられた。
屋上で1人、、
佐久間「、、っ、泣」
泣いても誰も気付いてくれない。
俺はもう、、、
俺はフェンスを乗り越えて、、
佐久間「ここから、、落ちれば、、楽、になる、、」
俺は飛び降りようとした。
すると、、誰かにそれを阻止され手を掴まれた。
顔を見ると、焦った様子の亮平の姿。
佐久間「、、っ、、」
阿部「、、ばかっ!!」
佐久間「、、離せっ、、!俺、楽になりたいんだっ、、お前には関係ないだろっ!!」
俺は亮平の手を振り払って、、またフェンスを乗り越えた。
阿部「、大介っ、!」
佐久間「、、りょーへい、、」
阿部「やめろ、、やめてくれっ、、」
佐久間「、、ふふ、俺っち、、何かしたかなぁ、思い当たる節ないんだ、、」
俺は、よくわからない感情だった。